暖かなかき根のそはやいかとほり
煦暖是温夏
吾志愈疏或愈深
扪心常惕惕
今日もきょうたこのうなりや夕けせん
今日寄远目
京都纸鸢弦声鸣
至夕犹不觉
うくひすやはたきの音もつひやめる
莺声婉转间
忘掸尘芥倾耳听
不觉指渐停
武蔵野やつよふ出て来る花见酒
相逢武蔵野
赏花饮酒正当时
尽欢岂无诗
梅の花咲るしたけにさいてちる
见梅开正浓
试想凋时叹零落
垄中余香在
(井伊公)ふりなからきゆる雪あり上巳こそ
上巳女儿节
轻雪寥寥正所望
融然半为雨
年礼に出て行空やとんひたこ
年下忙问礼
出行无聊为虚意
肴馔且偷闲
春ははるきのふの雪も今日は解
盼春春终至
且喜冰雪亦知期
消融只今日
公用に出て行みちや春の月
远行为公事
人在旅途思道义
春月如吾心
あはら屋に寝て居てさむし春の月
叹兮春之月
平原狭居寝难眠
唯念月色凉
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