「い、や」
　オリビアさんの目が一瞬丸くなり、すぐに状況を理解したのか、表情が変わる。一歩後じさり、純粋な笑みを浮かべるおひいさまに叫んだ。
「！？　！？？？　い、や？　いや、これは、どうして、おひいさまの、声が――」
混乱するオリビアさんの前で、おひいさまは笑みを浮かべたまま僕を見て言った。
「け……けんげん、変更、クライ・アンドリヒ、階級を６に」
「お」
「！？」
　カードが再び熱を持ち、色が変わった。黒から銀に――星の数は変わらないが、一つの大きな金の星になる。なるほど、これがクラス６の印なのね。
　オリビアさんの顔色からは完全に血の気が引いていた。クラス６になった僕と、遮断が解かれたおひいさまを交互に見る。
Master是神！仅用巧克力棒和话语的关怀就获得了阶级6的权限！
Master因为照顾老末吃不到巧克力棒只能看着，所以决定吃一样的点心。这一下子就打开了对方一直和人偶一样的内心啊。
虽说我也不是恋爱脑，但这个第一次获得关心，然后第一次有了不想被夺走的心情，最后第一次以自己的想法使用权利或者说想要任性的走向.......真的不会诞生新的单相思信徒吗？